問題点がある太陽光発電


問題点がある太陽光発電ブログ:2016年04月12日


大阪駅での学生生活のために、
お兄さんが一人暮らしを始めた。

我が家のテーブルには、
お兄さんの椅子がポツンとひとつ…
食卓の一角がぽっかりあいた。
家が広くなったような気がする。

そして、
ぼくが分担する洗濯物が激減した。
ぼくは、お兄さんがいないのを実感。

父親が、おとなしい。
あんなに怒ってばかりいたのに…
あんなに威張っていたのに…
今は落ち着きまでない。

一方、ママは以前より忙しくしている。
あんなに外で働くのを嫌がっていたのに、
お兄さんの仕送りのため、
いそいそとパートの仕事に出るようになった。
帰って来ると、三日に一度は、荷造りだ。

「野菜が高いからね。お兄ちゃん大変でしょ。
それに、スナック菓子だって、男の子は買いにくいものねぇ…」

まるでぼくに言い訳をするかのように、
丁寧に荷造りに励む。
隣りで、父親は、静かに新聞を読んでいる。

「お父さん、手伝ったら」
ぼくの声も、父親には届かないようだ。

家族って、たった一人いないだけで、こうも空気が違うものか。
あんなにけんかばかりしていた私も、
最近、けんか相手がいなくて、何だか変…

「早く帰って来ないかな。いたって、意地悪されるくらいだけど、
いないと調子がおかしくなっちゃう。早く帰って来てよ…」

そう、心の中で思いつつも、
今日も、父親とママを気遣っている。
寂しいのは、ぼくばかりではないはずだから…

一週間ほど前、お兄さんから電話があった。
「しっかり勉強しろよ。ふざけてると、大学に入ってから泣くぞ。
それと、お父さんとお母さんのこと、頼むぞ!」
そう言うと、切れた。

ぼくは、お兄さんが、少しだけ好きになった。
いてもいなくても、兄弟。
いてもいなくても、親子なんだと、
ぼくは、実感した。


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